プランターで夏野菜を育てていました。ナスやキュウリ、ミニトマトです。

花が咲き、実っていく過程を観察していました。

木が弱ってきてから、いつ片付けるかで少し迷いました。

数年前に聞いたストックホルム大学の先生の発表を思い出したからです。

スエーデンのある幼稚園の裏山で、子ども達がノロジカが死んでいるのを見つけたそうです。

その園では年長の子ども達が定期的に、鹿が土になるまで観察して、その過程で、感じたことを話し合い、イメージを広げていったという内容でした。

さすがに動物では出来ませんが、野菜であれば実った後の状況を残しておき、実が変色し木が枯れていく姿を見ることが出来ます。見かけの景色は悪くとも、幼稚園であれば片付けてしまうのでなく、夏が終わってもしばらく残しておく意味があるかと考えています。